この記事を書いた人

※記事を書いたのが専門家であることを証明できる内容を記載。
【例】●●●専門医、●●●●認定医の資格を持ち、医師として約●年医療現場に立つ。
特に●●の分野に力をいれており、●●●●の診療を得意としている。20●●年●月に●●●でクリニックを開業予定。
アフターピルとは
アフターピルは、避妊に失敗した場合や避妊を行わなかった際に、妊娠を防ぐために使用する緊急避妊薬です。
主に性交後72時間以内に服用することで、高い避妊効果を得られます。
ただし、アフターピルは通常の避妊方法の代わりとして使用するものではなく、緊急時のみの選択肢として位置づけられています。
アフターピルの効果
アフターピルは、排卵の抑制や受精卵の着床を防ぐことで妊娠を回避します。
服用するタイミングが早いほど効果が高く、72時間以内では約98%の避妊率が期待できます。
ただし、時間が経過するほどその効果は低下するため、可能な限り早めの服用が推奨されます。
アフターピルの飲み方
アフターピルは、処方された薬を指定されたタイミングで1回服用するのが一般的です。
薬の種類によっては2回に分けて服用するものもありますが、当院では1回のみ内服するレボノルゲストレル錠を取り扱っております。
アフターピルを飲んだ後・副作用
アフターピルを服用した後、副作用が出ることはあまりありませんが、まれに軽い副作用(吐き気・頭痛・めまい・乳房緊満感・倦怠感)が現れることがあります。
ただ、この様な副作用が出たとしても24時間以内には無くなることが多いです。
また、服用後数日から1週間程度で不正出血が起こる場合がありますが、これは一般的な反応です。
次回の生理予定日を記録し、予定日よりも大幅に遅れた場合は妊娠検査を行うか医師に相談してください。
アフターピルと生理
アフターピルを服用すると、次回の生理が早まる、または遅れることがあります。
通常は1週間以内の変動で収まりますが、明らかに異常な遅れや不正出血が続く場合は、妊娠やその他の健康上の問題を排除するために医師に相談してください。
また、アフターピルは緊急避妊薬であるため、継続的な避妊には避妊用の低用量ピルの内服をお勧めしています。
緊急避妊が必要な場合は、早めに医師に相談し、適切な対応を取りましょう。